イートモ日記

2010年 02月 02日 ( 1 )

平成22年2月2日(ニャン×4の日)

ニャン×4の日を記念して,猫のことを書いてみます。
うちでは猫を2匹飼っています。
そのうちの1匹、ミャーコを拾った時の話です。

数年前,子猫を拾いました。
朝たまたま通りかかったゴミ捨て場で、カラスにつっつかれていました。私が近づくと、カラスはすぐに逃げて行きました。子猫の様子をよく観察してみる。かわいい顔をしていましたが、目やにで両目がふさがっていました。そして、ほとんど動くことができないくらい弱っていました。ただただミャーミャー泣いていました。通勤途中だったけれど、そのままにしておけなかったので、家に連れて帰りました。そして、ダンボールに入れて、コンビニで買った猫缶と牛乳を与えて、再び学校へ向かいました。心配でしたが、運動会前だったのでやることはたくさんありました。

学校に着いてからも、頭は猫のことでいっぱいでした。
大丈夫かな?帰るまでちゃんと生きてるかな?
時間がたつにつれて、自分の行動は正しかったのかどうかわからなくなってきました。
ただかわいかったから、拾っただけなんじゃないか?本当は飼い主がいたんじゃないか?本当はお母さん猫が近くにいたんじゃないか?家では動物は飼えないことになっているが、どうするんだ?もっといい人に拾われた方がよかったのではないか?あの猫のことを本当に考えたら、拾うべきではなかったのではないか?などという気持ちでいっぱいになり、暗い気分でした。良いことをしたなどとは、思えなくなっていました。

仕事を終え、急いで家に戻ると子猫はまだ生きていました。
病院を探し、連れて行った。高齢の先生がむかえてくれました。
そして、猫にむかって優しくこう言いました。

「命を助けてもらってよかったね。」

この言葉を聞いて私は、涙があふれてきました。
子猫が助かるんだという喜びと、自分の行動は正しかったんだと認めてもらえた喜びで胸がいっぱいになったからです。この一言で、自分がよいことをしたのだとはじめて思いました。
この時に「この子猫を育てよう。」と決心しました。

そして、「この猫が天国に行く時には、『あなたに拾われて、私はとっても幸せでした。ありがとう。』と思ってもらえるように、大切に育てよう」と誓いました。
 
 私と猫は、病院の先生の一言で救われました。
 自分の行動に自信が持てなくなる時は誰にでもあります。大人でもそうなのだから、子ども達はなおさらです。私たち大人が子どもたちを優しい言葉でつつんでやらなければなりません。言葉は大切です。

 しかし,この1年後にまた子猫を拾うことになるとは,この時思ってもいませんでした。

 早朝,お腹が減ると,眠っている私の頭皮をガリガリかんでくるミャーコはきっと拾われたときのことは覚えていないでしょう。
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by pyson-i | 2010-02-02 17:50 | Comments(0)

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